「ハート先生の心電図セミナー初級編」参加報告

 定期健診日には、採血・採尿と心電図をとることが決まりになっている。
採血の結果や尿検査の結果は「基準値」が示されているので、一喜一憂(?)できるが、心電図(「12誘導心電図」)については、波の形にPQRSTがあること位は聞いていたが、12通りもの波形が描かれていて、どこを見ればよいのか、正常なのかどうかも解らない。
 そこで、(株)医学同人社が主催し、心臓病看護教育研究会が運営するセミナーに5千円也を投下して参加してみることにした。

会場案内板

 もともと”ナースのための”と銘うっていたが、誰でも参加できるということだったので会場である江戸川区総合文化センターに行ったが、定員200名の研修室はほぼ満席で、若い女性の熱気に溢れていた。勿論チラホラではあったが、若い男性も居た。

セミナー会場

全編カラーのテキストは見易く、解りやすく出来ていた。お馴染みの(?)洞結節・房室結節・ヒス束等の話から始まったが、講師の喋りは手馴れて早い。メモを取りながら真剣に聞く「初級者たち」の姿は久々で、新鮮だった。

テキスト表紙

 「QRSのQは、Pに続く平坦な線(基線)から最初に下を向く波形で、基線からいきなり上向き波形が登場すると、Q波が無く、R波から始まります」と言われ、S波が深く切れ込み、上下反転したような波形や、R波が小さくQ波が下向きに深い波形などを示され、のっけから混乱した。

 心電図波形は、「電極を付けた位置を目の位置にして、そこから心臓の中心を眺めている、と考える。さらに、上向きの波形は目の位置に向かって心房・心室の興奮が向かって来ると考える」と言う指導は大変面白く、参考になった。

 12誘導の波形のV1,V2,V3,V4では心臓の前の壁を見ている。Ⅱ,Ⅲ,aVFは心臓の下の壁を見ている。V5,V6,Ⅰ,aVLは心臓の横の壁を見ている。とのことであった。

テキスト

 急性心筋梗塞を例に、治療前後の波形の見かたや、私たちが入院時に付けるモニター心電図で判る事、判らない事。「上室性」という言葉。QRS波形の変化と期外収縮の関係。心室期外収縮の見分け方と危険度。波形の大・小から判る事。カリウムの高低変化と心電図波形の関係。等々、ペースメーカー装着者にも参考になる話が多かった。

 3時間半の講義にはさすがに疲れたが、心地よい疲れでもあった。帰りの総武線の車窓からは、スカイツリーが間近に見えた。 (M)



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面白そう!

研修会参加ご苦労様です<m(__)m>
心電図って いつもお世話になっているのに・・・確かにあまり見方をしりませんでした。 今度冊子を見せて下さい。
PMを入れる前、波形があまりにも‘変’だったらしく、技師さんが「一人で歩けます?車いす持ってきましょうか?」って大騒ぎされた経験があります。今は波形を見て「アッ、ここでPMが作動してる」ぐらいはわかるようになったのですが(笑)
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